昨年は、新型コロナウイルスが全ての起点になった1年でした。緊張はまだまだ続きそうです。一方で、本来論議の中心になるべき高齢化社会も加速されてきています。総人口が減少する中で、65歳以上の人口の割合は28.4%(令和元年統計)と過去最高となっています。厚労省の報告によると、要介護認定者数は676万人を超え増加傾向です。団塊の世代と言われる人たちが、後期高齢者に完全に到達するまでにあと数年しかありません。多種多様な価値観に対応できる職員資質を醸成することが、大きなテーマだと考えています。今ある危機に最善を尽くし、間もなくやってくる高齢社会に対応できるサービス提供体制を実現したいと考えています。